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病院の初診料増額から考える、令和時代のかかりつけ医

少し前の記事ですが、実施が近づいてきました。

紹介状なし 初診5000円追加 「200床以上」病院に拡大

4月からは、比較的規模のある病院を受診すると、今までは大病院だけであった初診料追加の 5000円 がかかってくることになります。

また更にこれに加えて、この初診料が7000円までに増額される可能性も出てきています。

どうしても大病院は重症の患者様を診るため、重症の方に診療時間を長く取ることが必要になってきます。大病院の医師の大きな負担はまだまだ続いていますので、まずはかかりつけ医で診察をする流れを進める方向です。

一方でこの流れをより良くするためには、かかりつけ医の役割を広げることが必要と考えています。かかりつけ医が診断力を高め、生活習慣病などの慢性疾患のコントロールを適切に行うことで、大病院に紹介した際に迅速に治療を開始することが可能になります。

そのため当院では、採血を病院とほぼ同程度の項目で、さらに即日に結果をご説明できるように整えました。(最短17分とかなり早いです。)

また診療連携により、CT、MRIも当日に施行し、当日に結果をご説明できる体制となっております。連携施設は、徒歩1分未満のメディカルスキャニング東京と、徒歩3分未満のAIC八重洲クリニックです。(大学病院で、外来から検査エリアまで行くよりも近いかもしれません。)

しっかりと検査を行い、必要な情報を集めて診断を行い、適切な専門科を有する施設に紹介するまでが、令和時代のかかりつけ医としての、当院の役割と考えています。

生活習慣病で定期受診している間には、他の様々な病気を発症することもありますので、普段の体調を伺いながら、急な状態にも迅速に対応できるよう努めて参りたいと思います。