検査
Cr
Cr(クレアチニン)は腎臓の機能を表します。
年齢、性別、筋肉量によって変化するため、実際には総合的な判断になります。
概算(50歳前後)では、
男性:1.1mg/dL~
女性:0.9mg/dL~
では何らかの腎障害がある可能性があり、
男性:1.3mg/dL~
女性:1.0mg/dL~
等では早めに検査をすることをご案内致します。
*Cr 2~3mg/dL以上では将来の血液透析が避けられなくなる域
脱水等の急性腎障害もありますが、慢性腎臓病として、
上昇時に考えられる疾患:高血圧、糖尿病、高尿酸血症、膠原病、感染症、血管炎、悪性腫瘍、電解質異常等
が考えられ、生活習慣病でも治療する上での最重要事項に上がるのが腎機能です。
追加検査ではeGFR、尿蛋白、尿中アルブミン、尿潜血、尿沈渣、シスタチンC等が必要です。
当院では糖尿病、高血圧治療時に、常に腎保護を考え薬剤選択を行っています。
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