検査
HbA1c
(ヘモグロビンエーワンシー、エイチビーエーワンシー)
過去1~2カ月の血糖値の平均を表すような数値です。
主には糖尿病の診断の指標として使用されます。
正常:~5.5%
グレーゾーン:5.6~6.5%(ブドウ糖負荷試験が必要になる可能性)
糖尿病の可能性:6.5%~
速やかに治療を開始した方が良い可能性:8%前後~
緊急で治療を開始した方が良い:10%前後~
【注意点】
貧血がある方、炭水化物制限をしている方、血液成分(ヘモグロビン)に元々異常がある方では、上記に当てはまらない事があります。
そのためHbA1cはあくまでも指標の一つであり、糖尿病の診断時には特に注意が必要です。
専門医院としては、HbA1cだけでなく、血糖値を絶対的な指標として必ず確認を行います。
HbA1cが5.6%程度であっても、炭水化物制限をしており、ブドウ糖負荷試験を行ったところ糖尿病の診断となった方や、貧血や異常ヘモグロビン症(稀)でHbA1c 4%台でも糖尿病であった方がいらっしゃいます。
また、HbA1c 6%以上であっても、ブドウ糖負荷試験では正常である方もいらっしゃいます。
*当院のブドウ糖負荷試験(75g OGTT)は木曜日以外の平日、土曜日に行っております。
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